レンタルサーバー選びに迷う人は多いです。
なぜなら、レンタルサーバーは何十種類もあり、初心者からしたら違いなんてほとんど分からないからです。サーバーは専門用語も多く、むずかしく感じるのは当然です。
しかしサーバー選びで大事なポイントはだいたい決まっています。速くて、性能が良くて、ユーザーに分かりやすいサーバーが人気で多くの人に好まれます。
この記事では初心者におススメするレンタルサーバー2選とコスパに優れるレンタルサーバー9選、合わせて11選のレンタルサーバーを紹介します。
こんな人におススメです!
サーバーの契約を考えている
サーバー選びに迷っている
なるべくコスパの良いサーバーを使いたい
この記事の結論としては、初心者ならエックスサーバーかコノハウイングをおススメしています。
格安レンタルサーバーのメリット・デメリット
格安レンタルサーバーの一番のメリットはコストです。
レンタルサーバーでサイト運営やブログをやるにしても必ず維持費が発生します。維持費は安く済ませるに越したことはありません。
格安レンタルサーバーは月額1,000円を切るモノが多く、気軽に契約しやすく、シンプルな性能をもったサーバーが用意されています。
デメリットとしては、もう一歩この性能が欲しかったと思う部分があります。コストパフォーマンスには優れているが、性能が良いとも言えないイメージです。
それでも一定数以上の需要があり、とくにコストをかけられない初心者に人気があります。
格安レンタルサーバーも使い方によっては、充分な性能を発揮します。ぜひ自分に合ったレンタルサーバーを見つけて利用してみてください。
初心者ならエックスサーバーかコノハウイング
初心者がレンタルサーバーを契約するなら、エックスサーバーかコノハウイングの2択です。理由はレンタルサーバーとしてバランスが良く優れているからです。
初心者にとってサーバーの扱いはむずかしいものです。エンジニアであっても触ったことのないサーバーの使い方を覚えるのに時間がかかります。
さらに不具合やエラーに当たった場合、自分自身で解決しなければなりません。初心者ならば、なるべくならストレスのないサーバーを使う方がはるかに楽です。
エックスサーバーとコノハウイングであれば、月額1000円前後で利用でき、サポート体制もしっかりしていると定評があります。
不具合の報告も少なく、性能面でも充分で使いやすい、選んで不満をもつ人は少ないでしょう。
サーバー選びに迷うようであれば、エックスサーバーか、コノハウイングにしておくことがおススメです。
エックスサーバー
レンタルサーバー業界シェア率No.1を誇っているのが、エックスサーバーです。
エックスサーバーが人気の理由は間違いない性能であることです。利用者の評判を聞いていても遅いなどとは聞いたことがありません。
独自ドメインも2つ無料になっており、エックスサーバーを契約すれば、ドメインを新たに取らずに済みます。通常ドメインは年額約300〜3,000円ほどかかります。
おススメのプランはスタンダードプランです。36ヶ月の利用申し込みであれば、月額990円で利用できます。
性能を優先するのであれば、エックスサーバーを利用しましょう。
ConoHa WING
バランスの良さで初心者に人気が高いレンタルサーバーが、コノハウイングです。
コノハウイングが初心者に人気の理由は、性能も価格も優れているのに、さらに独自ドメインが2つ無料になるところです。ドメイン無料でさらにコスパが上がります。
管理画面も見やすくなっており、比較的使いやすい画面になっています。性能面も申し分なく、価格的にも初心者が利用しやすい金額です。
おススメのプランはベーシックプランです。36ヶ月の利用申し込みであれば、月額643円で利用できます。
コストパフォーマンスを優先するのであれば、コノハウイングを利用しましょう。
レンタルサーバーは管理画面の使いやすさが大事
レンタルサーバーは管理画面の使いやすいものを選びましょう。
管理画面とはメニュー画面のようなもので、使いやすさがサーバーの快適度にも直結します。そのため初心者は、管理画面の使いやすいサーバーを選ぶことが無難になります。
ただでさえサーバーの知識がないのに、分かりにくい管理画面を使おうと考える人は少ないはずです。ストレスのかかる管理画面はなるべく避けるべきです。
サーバーの使い方を覚えるためにも、なるべく分かりやすい管理画面のレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーはレンタル期間で考えよう
レンタルサーバーはレンタル期間を目安にして借りましょう。
すぐに利益や結果を出すことはむずかしいため、1〜3年を利用する前提で契約する人がほとんどです。短い利用では結果も分かりにくいため、長期利用が基本になります。
レンタルサーバーを今後も利用するか分からない場合も、とりあえず1年契約にして様子を見るなどしても良いでしょう。解約もいつでもできるようになっています。
とくに解約予定がない場合は3年契約にしても問題ありません。
レンタルサーバーは年契約が基本
レンタルサーバーを借りる時は、年契約で借りるようにしましょう。
年単位で契約することでコストを抑えることができるからです。レンタルサーバーは数ヶ月単位で利用できるようになっており、加入月数が長いほど料金は安くなります。
長期利用を選ぶメリットとして、料金が上がっても契約中は値上げした分の料金を払わずに済みます。長期利用は元から安く設定されているため、値上げも感じにくいです。
レンタルサーバーは、自分のコスト許容を考えて契約年数を選ぶようにしましょう。
コスパに優れた格安レンタルサーバー9選
この記事で紹介する格安レンタルサーバーの目安は以下です。
月額500円台で使えるサーバー
WordPressが使えるサーバー
高速表示の性能があるサーバー
サーバー | おススメ | WordPress インストール | 実行環境 | マルチ ドメイン | 無料SSL | バックアップ | 初期費用 | お試し 期間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロリポップ | ハイスピードプラン 月額550円~ | lightspeed | 無料 | 10日間 | ||||
コアサーバー | V2プラン | lightspeed | 1,650円 | 30日間 | ||||
さくらの | スタンダードプラン 月額425円~ | モジュール版PHP | 無料 | 14日間 | ||||
カゴヤ・ジャパン | グレード1 プラン 月額440円~ | KUSANAGI | 無料 | 初月無料 | ||||
Value Server | まるっと プラン 月額137円~ ※条件有 | ピュアSSD | 無料 | 10日間無料お試し ※まるっとプラン以外 | ||||
minipop | ビッグプラン 月額550円~ | lightspeed | 手動 | 1,650円 | 10日間 | |||
リトルサーバー | リトルプラン 月額275円~ | 高速SSD | 1,012円 | 20日間 | ||||
スターサーバー | ハイスピード プラン 月額550円~ | PHP高速化設定 | 無料 | 2週間 | ||||
JEYBOY | ミニプラン 月額550円~ | lightspeed | 1,050円 | 14日間 |
ロリポップ
ロリポップはGMOグループのGMOペパボ株式会社が運営しています。
おススメのプランはハイスピードプランで、月額550円から利用できます。さらに12ヶ月利用で契約すると独自ドメインが2つ無料になります。
WordPressかんたんインストール、lightspeed、マルチドメイン可、無料SSL化、自動バックアップ、欲しい機能もしっかりしているサーバーです。
デメリットは管理画面が使いにくいところです。初心者には少しむずかしく感じるかもしれませんが、料金をふくめても悪くはない内容です。
コスパ良いレンタルサーバーで、まず候補にあがるのがロリポップです。バランスの良いサーバーなので検討する余地は充分にあります。
コアサーバー
コアサーバーはGMOグループのGMOデジロック株式会社が運営しています。
おススメのプランはV2プランのCORE-Xで、月額390円から利用できます。このコスト使える性能としてはかなり良いサーバーです。
WordPress簡単自動インストール、lightspeed、マルチドメイン可、無料SSL化、自動バックアップ、欲しい機能はひと通り備わっています。
デメリットは初期費用として1,650円が必要になります。しかし、サーバー契約時にドメインも同時に取得することで無料になります。
無料お試し期間が30日間と長めに試せます。上位プランのCORE-Yも月額690円と手頃なため、使用感次第ではCORE-Yの利用も全然有りです。
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、さくらインターネット株式会社が運営しています。
おススメのプランはスタンダードプランで、月額425円から利用できます。2022年7月13日にはサーバーリニューアルをしており、性能が向上しています。
WordPressクイックインストール、モジュール版PHP、マルチドメイン可、無料SSL化、バックアップ&ステージング、プランを上げることでサイト高速化も可能です。
デメリットは複数ユーザー管理ができないことです。プラン変更で使用可能になりますが、コストも上がります。
レンタルサーバーの中では古参のあたり、今でも多くの利用者がいます。14日間は無料で利用できるようになっており、使用感を確かめてから決めても良いでしょう。
カゴヤ・ジャパンのWordPress専用サーバー
カゴヤ・ジャパンのWordPress専用サーバーはカゴヤグループのカゴヤ・ジャパン株式会社が運営しています。
おススメのプランはグレード1プランで、月額440円から利用できます。サーバー自体がワードプレス専用となっており、中小企業の人気も高いサーバーです。
WordPressプリインストール、KUSANAGI、無料SSL化、自動バックアップ、初月料金は無料になることも地味に嬉しいポイントです。
デメリットは独自ドメインの登録が1つのみになっています。複数サイトの運営はできないため、自社サイトや販売サイトの運営をする人に向いています。
全プランでワードプレス実行環境KUSANAGIが利用できるようになっています。コストのため制限されている部分もありますが、実行環境は秀でている部分があります。
Value Server(バリューサーバー)
バリューサーバーはGMOグループのGMOデジロック株式会社が運営しています。
おススメのプランはまるっとプランで、月額137円から利用できます。条件として独自ドメインを取得する必要がありますが、コスパとしてはバツグンです。
WordPress簡単スタートアップ、ピュアSSD、独自SSL、自動バックアップ、必要最低限は備えているサーバーという感じです。
デメリットは値段相応で物足りなさがあります。物足りなさを感じたのならば、上位サーバーのコアサーバーへ引っ越しを検討しましょう。
GMOグループの中でも最安にあたるサーバーです。とにかく安いを選ぶのであれば、バリューサーバーは条件を満たしています。
minipop
minipopは株式会社トーマスオブアメリカが運営しています。
おススメのプランはビッグプランで、月額550円から利用できます。もうひとつのミニプランは月額275円から利用でき、小規模サイトなら検討しても良いでしょう。
WordPress簡単インストール、LiteSpeed、マルチドメイン可、無料SSL化、手動バックアップ、アダルトサイトの商用が認められているのが特徴です。
デメリットはサポート体制がメールのみとなっています。電話で直接質問はできないため注意が必要ですが、メール対応は良いとのことです。
運営会社の実績もあり評判も悪くはありません。コスパも悪くはないため、アダルトサイトの運営を考えている人なら、利用を考えても良いかもしれません。
リトルサーバー
リトルサーバーは株式会社リトルネットワークが運営しています。
おススメのプランはリトルプランで、月額275円から利用できます。この金額は2年目以降で1年目は月額359円になります。
WordPress簡単インストール、高速SSD、マルチドメイン可、無料独自SSL、自動バックアップ、コストのわりにはしっかりと機能が備わっている印象です。
デメリットは全てのプランで1,012円の初期費用がかかることです。初期費用を含めたとしても年間で支払う金額はかなり安いです。
無料お試し期間が20日間となっており、他のサーバーよりも長く試すことができます。プランのダウングレードもできない仕様のため、リトルプランからの契約をおススメします。
スターサーバー
スターサーバーはネットオウル株式会社が運営しています。
おススメのプランはハイスピードプランプランで、月額550円から利用できます。独自ドメインも1つ永久無料になっています。
WordPress簡単インストール、PHP高速化設定、マルチドメイン可、無料独自SSL、高速・安定・格安をかかげる通り、バランスが取れているサーバーです。
デメリットはバックアップを自分で行わなければならないところです。バックアップが自分で取れるなら問題ありませんが、不安ならば考慮する必要があります。
コスパもバランスも良いサーバーですが、エラーが多いともウワサされています。2週間のお試し期間があるので、使用感を試してから決めることがおススメです。
JETBOY
JETBOYは株式会社ライムテックが運営しています。
おススメのプランはミニプランで、月額550円から利用できます。また有料ですが、代行サポートもおこなっているので、不安な方は利用しても良いでしょう。
WordPressかんたんインストール、litespeed、マルチドメイン可、無料SSL化、自動バックアップ、必要な機能は備えながら14日間の無料トライアルも全プランで付いてきます。
デメリットはプランのダウングレードができないことです。契約する場合はミニプランから始める方が良さそうです。
cPanelを取り入れており、初心者でも管理画面が分かりやすくなっています。速度も悪くなく個人利用を目的とするなら充分でしょう。
必要ならば独自ドメインを取ろう
独自ドメインを取得することで検索エンジンから評価されます。
検索エンジンから評価されることで、検索上位で表示、サイトのブランド化、ドメインパワーの上昇などが見込めます。
サーバー契約時にもらうサイトドメイン(共有ドメイン)と違い、広告表示も任意で選択できるようになるため、アフィリエイトにおいても有利です。
サーバーと連携しているドメインも多く、ロリポップならムームードメイン、コアサーバーならValue Domain(バリュードメイン)で独自ドメインが取得できます。
サイト運営で収益化するためには、独自ドメインは必須になってきます。収益化を目的とするならば必ず取得するようにしましょう。
まとめ
「副業初心者が使いたい!コスパ重視格安レンタルサーバー11選を比較」について書いてきました。
サーバーはサイト表示速度が大事ですが、この大事さって初心者のうちは分かりにくいですよね。
初心者が比較して分かるのは価格の部分だけになってしまうので、ついつい価格で見てしまいがちになる気持ちも分かります。僕もそうでした。
格安レンタルサーバーはコストが低いので、サーバー選びに失敗しても何とかなります。今ではサーバーも比較的使いやすくなったので、サーバー移管もだいぶ楽だからです。
サーバーも大事ですが、サイトの中身の方が重要になってくるので、悩み過ぎずに中身のコンテンツを作ることに時間をかけた方がいいです。
これからもあなたの参考になりそうな記事を書いていきます!ナトリでした!